(有)ライトデザイン

   (有)ライトデザイン〜right design〜


筑波サーキットの目の前の小嶋英俊と井形マリのお店です。
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排気系 仕事紹介

  


 
 
                                 
           ≪ 4 stroke ≫                      ≪ 2 stroke ≫                      ≪ 4 輪 ≫              

 

 

   ≪ 排気系  4 輪 ≫  






 

    【 Iso Isetta マフラー改修 】  (Mar/2015)


 

  1955年式、Iso Isetta 236cc  2ストローク単気筒 ダブルピストン。 という風変わりなエンジン。 60年分のカーボンと、サイレンサー内部は、
  原型を留めない程になっている。  本来の内部構造は、想像するしかない。



 

  バーナーで焼いたら、フライパンが火事になった様に燃え上がった。 火事になるかと思った程、あまりの凄さに 写真を撮るのも忘れて、
  すっかり鎮火してから、慌ててカメラを持ち出した。  腐った部分は 全て取り去り、綺麗に掃除。 



 

  綺麗にしたら、穴だらけ、鉄板も かなり薄くなってしまっている。  溶接すると、どんどん穴が拡大して行く。  何とか蓋をする。



 

  内部のセパレーターを新作、と言っても 腐って溶接出来ない。  シリンダーのフランジは球面になっていて、スプリングで吊るしている
  サイレンサーの動きを逃がしている様だが、本来は エキパイの途中がジャバラになっていて、振動を吸収していた様だ。
  その後、エキパイ新作した様だが、ジャバラが無いので、フランジ部分で振動を吸収しなければならず、排気漏れが酷いとの事。
  球面フランジの面修正と、擦り合わせをし、エキパイ途中に フレキシブルパイプを取り付けて振動対策をした。














 

    【 キャタライザー修理 】  (Nov/2014)


 
   
   どうやったら、こんなに上手く、ここだけ壊れるの?   キャタライザーの入っている部分は2重になってるので頑丈なんでしょうね。
   公認部品なので、修理をしたら認められないのかも知れないけど、高価なものなので 直してみました。
   キャタライザーの部分は触ってないし、図面に忠実に修正したんだから、許してもらいたいですね。   
     










 
 

  【 ロータスヨーロッパ マフラー製作 】  (Dec/2013)



  

   ロータスヨーロッパでサーキット走行を楽しんでいるお客さんから、少し音量の大きい 格好いいマフラーを作って欲しいとの依頼。
   若干テーパーにした ステンレス製に変更。 デザインも直線的にして シャープさを出した。




 

 今回は ステンレス表面の質感を 若干曇らせる実験をしてみた。 ちょっと曇りすぎてしまった。 奥のほうから輝きが浮いてくる感じを出したかった。
 次の機会に又トライしてみよう。
 


     







 

  【 4輪 チタンマフラー修理 】  (Dec/2013)



 

  車種は分からないが、4輪のチタンマフラーの修理を頼まれた。 ぶつかってマフラーが押された為、分岐の部分が割れてしまったので、
  修正をして、補強を入れた。 他にも つぶれや削れた部分を修理。
  それにしても、これだけ大きなマフラーだが 驚くほど軽い。




  

  とても良く出来たマフラーで 熔接も美しいが、作業性向上で しっかり熔加棒を入れていない為、衝撃や振動で溶接部分が割れてしまう。
  ワークスマシンと呼ばれる、メーカーのレーシングマシンのエキゾーストでは、必要な部分には しっかりと熔加棒が入っている。
  ただ、それをやっていたら、とても一般的な価格で、これだけのチタンマフラーが市場に出回る事は出来ないだろう。
  手持ちの曲がったチタンパイプを、補強のパッチと、削れた部分の張替えに利用した。












 

   【 汎用エンジン カート ・マフラー改修 】  (Nov/2013)



   

   汎用エンジンを搭載した、カートが あるらしい。 当然 出力も回転数も低いので、細長いエキパイとサイレンサーが付いている。
  音量規制は無いに等しいらしく、あまりにも静かなので、お客さんが、恐らくミニバイク用のサイレンサーだろうか?
  社外品のマフラーを買って来て、右の様な位置関係で 取り付けたい。 しかも、ノーマルのサイレンサーと すぐに差し替えたい。
  途中のジョイントを作ってくれないか? サイレンサーのステーは下に付けてね。 という注文だった。




 

   それで、こうなった。  これに スプリングフックを取り付けて完成だ。
  たかが汎用エンジンのマフラーに、ちょっと懲りすぎだよな、と自分でも思うのだが、お客さんの お気に入りのサイレンサーを生かすには、
  こうなってしまった。  さすがに お客さんも、ただパイプで繋いで もらうつもりだったらしく、ちょっと困惑気味だった・・・ 












 

  【 スーパーカート ・ チタンエキパイ改修 】  (Apr/2012)



  

  スーパーカート用 YZ250F(WR) のチタンエキパイ。 シリンダーのエキゾストポートにガスケットを介して がっちりボルトで固定されているので
  振動で割れてしまう。 何度か修理したらしいが、何とかならないか?と相談を受けた

  そこで、エキパイジョイントを新作し、シリンダーにボルトで固定。 そのジョイントにエキパイフランジを差込み、スプリングで留める事にした
  排気ポート出口は 排気圧力が高く、排気漏れしやすいので、本来はエキパイの曲がったRの先のストレート部分に ジョイントを取り付けるのだが
  今回のエキパイは寸法的に不可能で、やむなく 排気ポート出口でジョイントした。 割れたパイプの部分は作り直した





  

  ジョイント部分の排気漏れ対策には、Oリングやウエーブワッシャを使用する方法もあるが、4ストロークエンジンでは あまり使われていない様だ
  いずれにせよ 今回はスペース的に困難で、割れたエキパイのチタンフランジを材料として利用出来る 等の理由から、エキパイジョイントを
  ラビリンス構造にして 排気漏れに対応する事にした












 

  【 ポルシェ ターボ ・ ウエストゲート取り付け 】  ( 2008 )



 

  ポルシェターボのウエストゲートを社外品に交換する為の改造 。       何だか これだけだと 模型エンジンみたいで可愛い





               

 

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